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スマイルママからのご質問一覧になります。興味をお持ちの質問項目をクリックして頂きますと、回答が掲載されている箇所にジャンプしますので、お好みの質問内容をクリックしてください。
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Q1. 素朴な質問ですが、牛乳石けんやはり、牛乳の成分が入っているのでしょうか?近所の人にそう聞かれてから、使わなくなりました。
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牛乳石鹸とは会社名になります。正式な会社名は「牛乳石鹸共進社梶vということです。牛乳石鹸という製品はないのですよ。おそらく、赤箱、青箱の最もポピュラーな製品の事だと思います。正式な製品名は『カウブランド赤箱』『カウブランド青箱』になります。牛乳石鹸とは石けんのイメージとして、牛乳のように優しい泡立ち、お肌への思いやりという意味合いがあり、製品に牛乳を使用しているという事ではないようです。
ただ、『カウブランド赤箱』『カウブランド青箱』は最もポピュラーな固形石けんになりますが、無添加石けんでは有りませんので、お間違えのないようにして下さい。
詳しい、成分内容はこのようになっております。 |
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カウブランド赤箱 |
成分名 |
配合目的 |
石けん素地 |
石けん基剤 |
香料 |
着香剤 |
乳脂 |
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スクワラン |
お肌のうるおい成分 |
ステアリン酸
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白色顔料の分散剤 |
水 |
基剤 |
酸化チタン |
白色顔料 |
エデト酸塩
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品質保持剤 |
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カウブランド青箱 |
成分名 |
配合目的 |
石けん素地 |
石けん基剤 |
香料 |
着香剤 |
乳脂 |
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ステアリン酸
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白色顔料の分散剤 |
水 |
基剤 |
酸化チタン |
白色顔料 |
エデト酸塩
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品質保持剤 |
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赤箱が青箱より価格が高いのは有効成分スクワランが配合されているからです。 |
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Q2.
よく、お洗濯の液体石けんとか売っていますが、粉石けんと比べて、やっぱり溶けやすくて良いものなのでしょうか?
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粉石けんと液体石けんとの比較についてですが、安全面から言えば同等品になります。液体石けんは液体ですので、溶けむらが無いので、アトピーっ子のお洗濯にはプラス面も多いと思います。ただ、粉石けんと比べると液体化する助剤が必要となり、石けん分30%程になります。それとは逆に粉石けんの場合は石けん分が70%ですので、経済面で考えると液体石けんはかなり割高になると言えます。 |
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Q3. 子供を妊娠する1年間と妊娠してから食品添加物は、調味料(アミノ酸)以外はとりませんでした。おかげで子供のアトピーはましです。影響はあるのでしょうか? |
妊娠する1年間と妊娠されてから食品添加物(アミノ酸除く)の摂取をママがしないことで、生まれてくる赤ちゃんのアトピーに影響するのかの質問についてですが、確かにプラス面としての影響は大きいと考えられます。
食品添加物のほとんどは合成添加物になります。合成添加物の安全性に付きましては、通常摂取においては安全とされていますが、その添加物を長い歳月にわたり、摂取することによる人体に与える影響は分かりません。
また、母体を通して体内の赤ちゃんに栄養分が送られる訳ですが、当然、添加物も母体を通じて赤ちゃんが摂取することになると考えられます。その際の小さな胎児に与える影響はどうなのか?不安は少なく有りません。
アトピーの悪化要因の一つとされているのが体内での活性酸素の増加ですが、その活性酸素の増加原因の一つに食品合成添加物が原因と考えられています。
このようなことから考えても、妊娠時に食品添加物を出来るだけ摂取しない食生活を心掛けることは、とても意味が有ることだと言えます。食品添加物を避けることは、赤ちゃんのアトピーと切り離して考えても、胎児にとって良いことです。ただ、現在の食生活の中で、食品添加物を全て避けての食生活は難しく、神経質になることは逆効果です。妊娠中のママとって、精神面の安定は何よりです。ある程度の摂取は仕方ないことです。お腹の赤ちゃんの為に出来る限り手作りの食生活を心掛けてあげれば、良いように思います。 |
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Q4.
予防接種について詳しく知りたいです・・・
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この情報はホームページより抜粋させて頂いております。ホームページをご覧いただけるママのみなさん、ご了承をお願いします。 |
赤ちゃんアトピーっ子(アレルギーっ子)をお育てのママにとって、目先の心配のひつとに予防接種があると思います。アトピーっ子の予防接種を受けるタイミングは常に症状が安定しているときに接種するようにしましょう!それではアトピーっ子に注意が必要な予防接種には、どのようなものがあり、なぜ注意しなくてはいけないのでしょうか?
予防接種には様々なアレルギー反応を起こす恐れのある成分が含まれています。なかでも、もっとも心配とされているのが、安定剤として添加されているゼラチンとウイルスを増殖させるために使用するニワトリ胚細胞や発育鶏卵漿尿膜です。最近、ゼラチンでアレルギー反応を起こすアレルギーの子供が多く、なかには、かなり強いアレルギー反応を起こすケースもあり、一番注意が必要とされています。ゼラチンは予防接種の安定剤(添加物)として使用されていますので気をつけて下さいね。最近はワクチンによっては安定剤にゼラチンの代わりに別の添加物を使用しているものも有りますので医師に相談してみて下さい。東大阪保健所に問い合わせたところ99年のインフルエンザのワクチンにつきましてはゼラチンを使用していないという情報も入っています。他地域のママも一度、地元の保健所などに問い合わせてみて下さい。
その次に問題とされているのが、卵アレルギーのアトピーっ子に注意が必要な予防接種には麻疹(ハシカ)、おたふくかぜ、インフルエンザがあります。麻疹(ハシカ)、おたふくかぜにはニワトリ胚細胞が使用されています。ほとんど抗原性はないとされていますが、重度の卵アレルギーや卵を完全除去しているアトピーっ子は注意が必要になります。卵アレルギーのアトピーっ子の麻疹の接種方法としては、薄めたワクチンを数回に分けて接種する方法の他にニワトリ胚細胞を使用していない麻疹のワクチンを接種する方法もあります。インフルエンザには発育鶏卵漿尿膜が含まれています。これは微量ながらも卵成分そのものが含まれていますので特に注意が必要です。麻疹(ハシカ)、おたふくかぜ、インフルエンザのワクチンにも安定剤として通常、ゼラチンが使用されていると考えられますので注意が必要です。
ゼンソクの症状があるアトピーっ子は、インフルエンザや日本脳炎の接種により、ゼンソク発作の症状が現われた報告もあり、接種を受ける時期としては発作が少ない時期を選び、予防接種の前後は気管支拡張剤を
使用する指導がされています。
後、ツベルクリン反応に陰性反応が現われた際に結核の予防のためBCGを接種しますが、注意点としてはツ反の際に外用ステロイドを使用していると明確に反応が現われないことがあります。また、BCG接種は湿疹の悪化が予測されますので、医師との慎重な話し合いを行い、アトピー症状がひどい時は避けることが好ましいとされています。その他の注意点として考えられるのは、ワクチンには生ワクチン(毒性をごく弱くした病原菌を生きたまま使ったワクチン)と不活性ワクチン(死んだ病原体の成分ワクチン)があります。麻疹や風疹、BCG、ポリオ、水ぼうそう、おたふくかぜなどの生ワクチンには組織培養に使用される培養液に添加されたストレプトマイシンやカナマイシン、エリスロマイシンなど抗生物質が微量ながら残っているので、これらの抗生物質にアレルギーを起こした前例があるアトピーっ子は注意が必要になります。また、三種混合や日本脳炎、インフルエンザなどの不活性ワクチンにはチメロサール(水銀製剤)が保存料として使用されています。まれにアレルギーを起こす事例もあります。このように、アトピーっ子が予防接種を行なうためには多くの問題がありますが、基本的にタイミングと注意点を把握して頂く事で接種することも可能です。『麻疹のワクチンは卵アレルギーだから無理』などとアトピーっ子の予防接種に対して消極的な回答の医師が多い現状があります。これらの背景にはアトピーっ子にワクチンが及ぼすアトピーへの影響が全く予測できないばかりではなく、その際の責任が医師にのしかかる可能性が考えられるからではないでしょうか?おそらく、医師自身の判断では『この子のアトピーの程度なら○○の予防接種を受けても大丈夫!』と思っていても、ママが『○○の予防接種でアトピーが悪化すると聞いたのですが、本当に大丈夫ですか?』とつめよられれば、絶対に大丈夫と断言は出来ない現実があります。予防接種は医師とママが話し合いの中ですすめていくことが、望ましいことで、より安全にアトピーっ子の予防接種を行なうことが出来るのではないでしょうか? |
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Q5.
除去食をしている子に対する友達の反応
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除去食をしているアトピーっ子にとって、集団生活を行なう上で最も気になるのが食べ物に関する問題だと思います。将来、みんなと同じものが食べれない事で、友達関係が上手くいかない原因になったり、いじめを受けないだろうかなどの心配も有ると思います。
お友達の反応は、逆にアトピーっ子が自分の除去食に対する受け止め方で大きく左右されるのではと考えて見るのも良いように思います。お友達と同じ食べ物を食べられないと言うことは、確かに小さなアトピーっ子にとっては大きな問題ですが、お子さんに自分がアトピーという病気で除去食が必要なことを理解させてあげることで、お友達に対しての接し方も違うと思います。確かに食べられないことの寂しさや辛さ、食べられるお友達に対しては、"何でも食べられて良いな〜"という気持ちはあって当たり前ですが、何でも食べられるお友達と食べられない自分の関係をアトピーっ子自身がどのように受け止めて、お友達と接していけるかが大切のように感じられます。
アトピー関係の書物の中で、医師などの著者がアトピーっ子の性格のことによく触れられているのですが、"とっても、優しくて、周りの人への思いやりがある子にアトピーっ子が多い"と言われておられます。スマイルママのお子さんはどうでしょうか?おそらく優しくて、とっても思いやりのあるお子さんではないでしょうか?そのように素晴らしい子供たちですから、みんなと同じ食べ物が食べられないリスクなんて、問題なくクリアしていくと思います。また、私達の世代は幼稚園ぐらいから、親にお小遣をもらってお友達と駄菓子屋にお菓子を買に行ったりが日課でしたが、今の子供達はそのような機会も少ないですし、仮に私達の世代でも決してみんなが同じ物を買うわけではなく、お菓子を買う子もいれば、お菓子など買わないで、男の子はヒーローカードを買ったり、女の子はビーズを買ったり、ガチャポンをしたりと、それぞれ好きな物にお小遣いを使っていたように思います。お友達の中には親からお小遣いをもらえない子もいましたし、買い食いを一切してはいけない子もいましたが、みんな一緒に仲良く遊んでいたように思います。お友達とお菓子を買いに行くことを例にあげてみましたが、日常生活において、他のお友達も全てがみんなと同じという訳でなく、お友達も様々なガマンをする中で友達との人間関係を築いているように思います。アトピーっ子の除去食も事の重大性に違いはあるとしても、子供達の目線で考えれば、そんなに友達関係に左右する大きな問題では無いように思います。お友達は除去食の必要なことをその個性の一つとして受入れてくれると思いますよ。実際にクラブスマイルの活動を初めてから、将来、アトピーが原因でイジメなどを心配された内容のお便りを頂くことは有りましたが、イジメを受けて悩まれている内容のお便りは一度も無かったように思います。
お友達と同じ食べ物が食べられなくても、一緒できる楽しいことはいっぱいあります。上手くお友達とも接して行けると思いますよ!結局、大人の人間関係も、子供のお友達の付き合いも同じではないでしょうか?私達大人の目線で考えてみても、お付き合いしている方が持病に糖尿病があることを知って、お付き合いを止めることは無いと思います。ただ、仮にお食事に行く時などはお誘いをして良いものか?誘わないほうが良いのか?とても考えると思います。しかし、その方が良い人でしたらお付き合いは続けていきたいですよね!お付き合いをするか、しないかを決める基準は最終的には、その方のお人柄ではないでしょうか?
ただ、実際にアトピーっ子の除去食の問題として、お友達のお誕生日会などで、お呼ばれされなかったり、お呼ばれされても食べ物で我慢が必要だったりと、問題もおこらないとは限りませんが、ママ、パパがしっかりとフォローしてあげられることはフォローしてあげて、アトピーっ子と一緒にクリアしていかなければならないこともあると思います。そのような場面ではアトピーっ子はもちろん、ママも強い孤独感やお友達のご家族にも悪い印象をお持ちになられる事も有ると思いますが、そのハードルを乗越えてこそ、アトピーっ子の除去食の問題をクリアしてお友達とのお付き合いが出来るように思います。
スマイルママのご意見や体験などがありましたら、お便りをお待ちしております。 |
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Q7.
各社のミネラルウォーターの質について。NO53を読むまでは、とても信頼していた商品なので・・・ |
一昔前にミネラルウォーター神話が生まれ、大手メーカーを初め、各地方の企業・団体もこぞって、ミネラルウォーターを発売しました。今は一時のブームは過ぎ、今は水にもうひとひねりさせた商品が主流になってきています。前回NO,53の情報は確かに、全てのミネラルウォーターを対象にした訳ではなく、信頼性の高いミネラルウォーターも有ると思います。消費者の立場から理解しておく必要な事としては、ミネラルウォーターは特別な水ではないということです。ミネラルウォーターは確かに2リットル150円〜200円位で販売されていますが、水道水はそれとは比較にならないタダ同然で、水道の蛇口をひねれば出てきます。高性能浄水器でろ過した水道水と比較すれば、その安全性や味などはむしろ浄水器でろ過した水道水のほうが優れているケースが多いという事です。でも、高性能浄水器が自宅に無い場合は、水道水をそのまま飲むよりも、料理や飲料水にはミネラルウォーターをお使い頂く事が得策になります。ただ、浄水器、飲み水に関するスマイルへの問合せの中で、今でも飲料水として天然の地下水を利用されている地域も有り、定期的に水質検査を行い、水の安全性を測定する訳ですが硝酸性窒素による汚染が深刻化しているようです。都会から離れた天然の地下水に現実とて、そのような被害が表面化しており、硝酸性窒素の数値が安全基準をオーバーしており、除去する必要がある地域も増えてきています。日本国内水源の汚染が進む中で、全てのミネラルウォーターでは有りませんが、ミネラルウォーターも市場に商品として流通させる為には、安全性を確保するために、様々な手を加える必要が有るのが現実です。
では、ここで"ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン"でミネラルウォーターについて、考えてみましょう!このガイドラインは業者向けのものであり、私たち消費者が中々目にする事も少ないと思います。ガイドラインでは、ミネラルウォーター類を大きく3つに分類されています。処理方法をご覧頂けば分かりますように、ナチュラルウォーター、ミネラルウォーターにも加熱殺菌が加えられています。ミネラルウォーターなどは、更に原水に手を加えられた商品になります。また、特定水源で有れば、数種類の水をブレンドしても良い事になっています。ボトルドウォーターとは、極端に言えば蛇口をひねると出てくる水道水をそのまま詰めても、ボトルドウォーターの分類として認められています。 |
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ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン |
分 類 |
品 名
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原 水 |
処理方法 |
ナチュラル
ウォーター
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ナチュラルウォーター |
特定水源より採水された地下水 |
濾過、沈殿および加熱殺菌に限る |
ナチュラルミネラル
ウォーター
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特定水源より採水された地下水のうち、地下で滞留または移動中に無機塩類が溶解したもの。鉱水、鉱泉水など |
ミネラル
ウォーター |
ミネラルウォーター |
ナチュラルミネラルウォーターの原水と同じ |
濾過および加熱殺菌以外に次に掲げる処理を行ったもの。複数の原水の混合・ミネラル分の調整・オゾン殺菌・紫外線殺菌・ばっ気など |
ボトルド
ウォーター
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ボトルドウォーター |
飲用適の水
(純水・蒸留水・河川の表流水・水道水) |
処理方法の限定なし
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飲料水 |
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Q9.
ダニに強い反応が有り、毎日の掃除が大変でノイローゼぎみです。 |
正直な話、幾ら掃除をしても、家中のダニを全て除去するということは、とても不可能です。確かにダニ対策としては、お掃除は必要不可欠ですが、あまりママが神経質になり過ぎることは有りません。まずは、掃除の手を抜ける対策を行うことが大切です。
1 |
ダニは湿気を好みますので、湿度に注意することです。ただ室内に除湿機などを置くことは、空気を乾燥させることが、アトピーの悪化原因となりますので、お奨めは出来ませんが、押入れなどは、底と背面にスノコを利用し、「ドライペット」や「水取ぞうさん」など除湿剤を設置しましょう。 |
2 |
寝具の素材としては、出来るだけ中綿は化繊の物が良いと思います。ダニが一番生息しにくい素材です。側地は綿などの物が良いです。後、手入れの方法としては、素材により違いが有りますが、生地の密度を細かくして、ダニやダストの侵入を抑える働きが有るシーツなどをお使いの場合は、掃除機掛けは必要ありません。むしろ細かい密度の生地に掃除機を掛けることで空気の通り道が出来てしまいます。 |
3 |
優先順位を決めて掃除を行うことが必要です。家中全てを掃除のターゲットにするのでは無く、アトピーっ子が長く時間を過ごす、居間や寝室に重点を置いて掃除を行うようにすれば、良いと思います。勿論、それ以外の場所は掃除が不要という訳では有りませんが、メリハリを付けて行うことが必要になります。 |
4 |
手抜きに結びつく対策としては、カーテン素材の変更、サテン地のようなホコリが落ちやすい素材や場所によっては、ブラインドとロールカーテンなどを組み合わせて使用する。室内の家具類は扉の有るものが理想的で、装飾品などもガラス扉の中に入れて、ホコリが溜まりにくくする。照明器具なども出来るだけシンプルな物を使用し雑巾でホコリを拭き取れるようにしましょう。 |
実際にダニによってアレルギー反応が現れるのは、一定の量に達しない限り反応は現れないものです。あまり神経質にならずに日々の掃除を行えば良いと思います。
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Q10.
アトピー性皮膚炎は遺伝によって発症するのでしょうか? |
よく、ご自身のアトピーをお子さんに遺伝させてしまったにお悩みになられるママも少なくないようです。実際にアレルギー体質は遺伝性が高いと言われていますが、体質と病気は切離してお考えになることが大切です。アトピー発症のメカニズムは複雑で、決して遺伝だけで発症するものではありません。実際に遺伝だけで発症するのであれば、兄弟でお兄ちゃんがアトピーなのに、弟はアトピーでは無いご家庭も多くあります。このことからも、アレルギー体質の遺伝も、アトピーが発症する多くの原因の一つでしか無いということになります。 |
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Q11.
アトピーの原因は、いったい何なのでしょうか? |
アトピーの原因は複雑です。原因は分かれば適切な治療法も見つかるのですが、複雑に原因が絡み合って発症するのがアトピーだと言えます。当然、その複雑な原因も患者さん一人々が違うことも治療を困難にしていると考えられます。原因としては、
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アトピスキン・・・アトピー皮膚炎患者は肌が弱く、乾燥や摩擦、刺激などに敏感な肌である。 |
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遺伝・・・アレルギー体質は遺伝性が高いとされています。 |
3 |
アレルゲン・・・通常は体には無害とされている食物や花粉(タンパク質)までを異物として抗体を作り、過剰に反応する。 |
4 |
環境汚染・・・農薬・合成洗剤・環境ホルモン・塩素系有害物質・排気ガスなどの有害物質は蔓延によって、発症、難治性、悪化の原因になります。 |
5 |
免疫力の低下・・・Cの環境汚染や食品公害によって、確実に現代人は免疫機能の低下(自然治癒力の低下)が考えられます。 |
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Q12. アトピーっ子の食事の調理方法に参考になることはありますか? |
基本的にアレルゲンはたんぱく質になります。たんぱく質は強い熱を加えることで破壊される性質があります。アレルゲンとなる可能性の高い食材を使用する場合は、良く煮詰めることで、安全度はかなり増します。
1 |
うどん・・・30分位、じっくり煮込むことで、通常の料理法よりも格段、安全性は増します。 |
2 |
牛乳・・・一度、かなり沸騰させて冷ますと表面に牛乳の膜が出来ます。これをキレイに取り除いてあげてから、飲ませて上げれば、かなり安全性は増します。 |
3 |
お米・・・一般の炊飯器でごはんを炊くより、圧力釜で炊いてあげた方が、安全性が高くなります。 |
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Q13.
年齢によるアトピーっ子の肌の変化はありますか? |
幼児期はあまり肌の乾燥を感じることは無いのですが、3歳ぐらいの小児期になると肌の乾燥が気になるようになってきます。目安としては、3歳ぐらいまではスキンケアをあまり行っていなかったアトピーっ子も、スキンケアが必要になる年齢になりますので、アトピーっ子に合ったスキンケアを探してあげて、しっかりとケアしてあげて下さい。 |
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Q14.
冬の季節のアトピー悪化について? |
冬場はアトピーが最も悪化する季節になります。それはスマイルママの皆さんもご存知のように空気の乾燥により、肌の乾燥が原因になります。対策としては、衣類選びに注意が必要です。春や夏に着せていても大丈夫だった衣服の素材でも、冬場は肌が乾燥することで肌に強い刺激を与え、無意識のうちにアトピーの悪化原因になっている場合があります。冬場の衣類選びは慎重にしてあげてください。後、入浴時にも冬場は見た目は同じでも、肌は他の季節以上にデリケートなお肌になっていますので、いつも優しく洗ってあげておられると思いますが、よりいっそうに優しく洗ってあげてください。 |
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Q15. アトピーっ子の寝具の環境について教えてください? |
アトピーっ子の理想的な寝具の環境としては、まず布団の中綿には、羊毛、綿わた、羽毛、化繊などがありますが、やはり化繊の布団が良いように思われます。
羊毛は牛乳に強いアレルギーがあるアトピーっ子には適さないとされている素材です。
羽毛は卵に強いアレルギーがあるアトピーっ子には適さないとされている素材です。
綿わたは素材としては良いのですが、ホコリが多く、綿わたの特徴としては、吸湿性は優れているのですが、天日干しをしないと湿気が溜まり、寝具の環境は最悪の状態になってしまいます。現代の生活環境では、ふとんを日課のように干すという習慣がなくなり、それに伴い、綿わた布団の需要もなくなる傾向にあります。それに比べると羊毛や羽毛は自分で呼吸を行う素材です。羽毛などは別に天日干しの必要もなく、室内でも窓を開けて、両面を空気に当てるだけでメンテナンスを行えます。
寝具の構造としては、一枚のものでは無く、肌布団と掛け布団のセットになった物が理想的です。一枚物ですとダニ対策として、布団を干しても殆どのダニは布団の中央部に逃げ込んでしまいます。二枚が一組になっているものですと、別々に干してあげることで、薄いので中央部に逃げることも出来ず、退治することが可能です。
冬場、どうしても寝具の環境が寒いときには、綿毛布などをお使いいただくのも良いですが、必ずカバーを掛けてお使いください。綿毛布よりもお奨めなのが、夏場肌布団としてお使いいただくガーゼの肌布団です。これは刺激も少なく、化繊わたを使用しておりますので、手軽に洗え脱水機を使用すれば冬場でも、殆ど水分は除けますので乾きも早いので理想的です。その上、毛布のようにこもるような、イヤな暖かさではないので、お奨めです。 |
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Q16.
アトピー性皮膚炎の治療方法って何ですか? |
アトピー皮膚炎の原因はいまだ解明されていない為、病気の根本治療はない中で医師の診療が行われている病気だといえます。今、一般病院で行っているアトピー治療は、
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対処療法・・・痒みや症状を薬で抑えること。 |
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除去食療法・・・アレルゲンになる食物をとらないこと。 |
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原因療法・・・ダニの駆除などを行うこと。 |
なとで、根治治療ではない治療が行われていることを認識しておく必要があります。
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Q17.
アトピーの痒みを和らげるのに効果的な方法は何ですか? |
痒みは炎症によって起こります。ここでは、素直に炎症だけを考えて痒みを和らげる方法をお知らせします。入浴後や布団に入ると痒みが増す理由としては、体が温まる事に原因があります。それでは効果的に痒みを抑える方法としては、冷たい水で絞ったタオルで優しく冷ましてあげることが痒みを和らげるのに一番効果的だと言えます。ただ、絞ったタオルを直接、痒い箇所に当てるのではなく、ビニール袋などに入れて水分が肌を刺激しないようにしてあげましょう。また、冷やすのが効果的だからと言って、氷などで急激に冷やすのは逆効果です。あくまでも、優しく炎症した患部を冷ましてあげるようにしてあげて下さい。 |
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Q18.
お正月の生活でアトピーっ子が注意することは? |
アトピーっ子にお餅を食べさせるのに注意してあげましょう。お餅はもち米で作られています。同じお米でも、お米以上にもち米は注意が必要な食材になります。結構、ごはんの感覚でお餅を食べさせて、アトピーが悪化したというお話を耳にしますので、注意してあげましょう。 |
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Q19.
外用薬やスキンケアクリームの正しい使用方法は? |
外用薬(ステロイド、非ステロイド)やクリームは、優しいものから、順番に使用しましょう。まず、スキンケアクリームを使用します。次に非ステロイド→ステロイドの順番に使用します。また、ステロイドを使用している場合は、入浴時古いステロイドが残留しないようにキレイに洗い落としてあげてから、新しいステロイドを塗ってあげてください。ステロイドを使用する箇所の殆どは通常でも、洗うことがおろそかになりがちな、肘や膝の裏などに使用することが多く、キレイに古いステロイドを落とさないで、重ね塗りをしているような状態になっている場合がありますので、注意してあげてくださいね。
最近、ワセリン(保湿剤)にステロイドを混ぜたものを処方される病院が増えてきているようですが、保湿剤という感覚での使用は避けてあげて下さい。結構強いステロイドを混ぜてあるケースもあり、実際は、弱いステロイドを使用するよりも、強い作用がある場合があります。扱いはステロイドとして、使用してあげてくださいね。 |
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