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今回はまず初めに問題です!
ドイツやスイスでは、環境対策がキチンと整っています。何故でしょう?
答え.「人々の環境への関心が高いから?」
ブーッ!違います。正解は「環境に悪いことは、やってはいけない、という法律があるから」なのです。違反すると罰則・罰金の制度があるので、例えばリサイクルしにくい製品や有害物質を出す製品を作らないのです。日本はその様な法律が整っていないので、企業や個人の考えに任されている部分がとても沢山あります。本当は、法律があれば楽なのに!と思いますが、私達には『悪いものは買わない』という行動が出来ます。これって、とても単純な事だけれど、企業にはものすごい影響力があると思います。
缶のリサイクル ジュース等が入っているアルミ缶は、ボーキサイトという原料から作られています。主にアフリカ・中南米から採掘されています。(昔、社会科で習った気がしますねー、こういうの。) 地中にあるので、山を崩し、木を伐採して掘り出しています。アルミ缶は作る時に、多くのエネルギーを使います。な、なんと!200ml入りの缶を作るのに、100mlの石油(に相当するエネルギー)が必要なんだそうです。びっくりです!回収されたアルミ缶が、100%アルミ缶に再生されてアルミの輸入量が減っていれば、缶のリサイクルはうまくいっていると言えます。今、リサイクルされたアルミ缶の殆どは、自動車の部品として生まれ変わっています。缶飲料の消費は増えているので、アルミはどんどん輸入されてきます。アルミ缶から再びアルミ缶を作る技術を持った工場が少ないのも、問題としてあります。私達はなるべく家から飲み物を持って外出する(水筒や空のペットボトルを利用しよう!)とか、缶ジュース飲料をひかえてみるとか、自分に出来る範囲でやってみましょう。ジュースには糖分が多く含まれていて、アトピーっ子にはあまりおすすめ出来ません。小さい頃から「お茶好き」の子供にしておくと、とても楽ですよ〜。
現状としては、びん.プラスチック(ペットボトルやトレー)なども同じ様にリサイクル出来ずに山積にされている物が、多くなってきています。
今、自分達が便利な生活をして、その後片付けだけを子供達にお願いするのは、ちょっとつらいですよね。
紙パック、缶、びん、プラスチック…これらを全く使わず生活するのは無理!商品を手にとった時、かごに入れる前にもう一度、原料やパッケージを確認してみるとか、少しずつでもやれる事からやっていけたら、良い方向へいくと思います。
環境の事を考えていると、暗くなってくる時もあるんですが、私達の生活が楽しくなければ意味ないなぁ〜と思うんです。リサイクルの事も生活の一部として、楽しく取り組めていけたら…と思っています。話題は変わっていきますが、これから もどうぞ お付き合い下さい。
捨てる前にもう一度活用しよう!
洋服ダンスの中に、乾燥させたオレンジやネーブルの皮を入れると、防虫効果があります。
薬品を使った危険な防虫剤を使うより、安全。そして タダ!
  

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