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今まで私達は、この地球上で様々な資源を使い、科学技術の進歩によって便利で快適な生活をつくってきました。このまま、便利さだけを求め、有害物質を出し続けていたら、いつか地球は人が暮らすことの出来ない環境になってしまいます。危機的な状況になるのはまだ先の事ですが、その兆しは、地球の色々な所で見え始めています。今、何かを始めなければ取り返しがつかなくなってしまいます。何もしないで、環境問題に背を向け続けるのは、自分達の子供、さらにその子供を犠牲にして、今の自分の快適さだけを求める事になります。子供達の未来を守るためには、環境保護という考えを一人一人が、ほんの少しの不便さとともに受け入れるしかありません。環境に対する責任を社会や企業、他人に押しつけるのではなく自分の責任として、簡単な事でいいからとにかく何かを始めてみる。それが大切なのだと思います。 今後、「地球にやさしく」というテーマで一緒に考えたり、勉強していけたら…と思っています。今回は「電気について」を考えてみたいと思います。 私達の生活になくてはならない電気は、貯めて保存しておく事が出来ないため、使用量の多い夏や冬に合わせ発電準備がされます。日本の発電は主に水力・火力・原子力によって行われていて、とかく問題となるのが原子力発電(原発)です。ここ何年か、原発のずさんな管理が取り上げられ、ニュースで耳にする事もあると思います。9/30には、史上3番目という放射能事故が東海村で起こりました。日本の原発で燃料として使用されるのがプルトニウムというものです。プルトニウムというのは、ウランから人工的に生産される物で、辞書には「原発の材料」とも記載されています。ウランというのは事故を起こした東海村のJCOという会社でも扱っていた物で、鉄や銅の様に自然界に存在する放射性の元素で、大変放射能が強い物質です。世界中で今、危険な原発を減らしていこうとする働きがある中で、日本は原爆を投下された国でありながら、プルトニウムによる発電をすすめ、今も発電所の建設や予定地の確保をしているのです。放射性物質は使用中の危険も勿論ですが、使用後の廃棄物の処理がとても難しく、後々まで大きな負担となります。日本では今後の電気消費の増加を予測し、発電所を増やしていく計画があります。私達に出来る事は、余分なエネルギー使用を抑える事です。便利な生活に慣れている私達なので、初めは少し不便に感じるかもしれません。でも、子供達のためにも生活を見直して、少しの努力をしてみませんか? |
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電気代を減らそう!! | ||||||||||
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