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自分(アトピーっ子)のアレルギー原因を把握する事が大切です
日頃の適切なケアと治療の必要性
 
これは私共の考えになりますが、今までの経験上、言えることはアレルギーやアトピーなどには、アレルゲンの原因物質であるアレルゲンなどのアレルギーへの直接の原因とは別に、アレルギーを発症する根本原因が存在するよう考えております。
睡眠時間を規則正しく改めるだけで、アトピーが改善することも有りますし、胃腸の機能低下によるアトピーでしたら、糖分や油分の摂取を控え、動物性の食品を減らして1日の食べる量を減らしてあげるだけで、アトピーが完治することも充分に考えられます。
免疫異常によるアトピーでしたら、免疫を正常に保つ作用が期待される機能性食品を使用することで、アトピーの改善は期待できます。
アレルギーやアトピー改善のキーワードは、患者さんによって、それぞれ異なりますが、このような生活習慣の歪みを整えることが本当に大切で治療の根源になります。
このように、自分のアレルギー悪化の要因を把握することと、アレルギー症状の進行や更なる悪化を予防することで、アレルギー症状の改善はスムーズに進む事も考えられます。
アレルギーを改善させることで一番、大切なことは、まずはアレルギー症状の悪化の進行を抑えること、すなわちアレルギーをコントロールすることが大切では無いかと考えています。
確かにアレルギーやアトピーは悪化と改善を繰り返す病気です。
夏はとても、調子が良いのに冬になれば悪化するケースなどは充分に考えられますが、悪化と改善が1ヶ月の間隔や1週間の間隔で繰り返されるようでは、アレルギーの悪化の根本的な原因や要因の改善や対策がなされていないと言えるかもしれません。
確かに一日でも早い改善を願いたいものですが、先ずはアトピーの程度は関係なく、一定の状態をキープする努力と経験が必要です。
アレルギー症状をキープが出来るようになれば、それに自分(アトピーっ子)に有効だと考えられる治療や対策を追加してあげるだけで、段階的な改善は充分に期待できます。私共は、アトピーっ子のアレルギーっ子をお育てのお母さん達とお話をさせて頂く機会が多いのですが、よくこんなお話を耳にします。「うちの子は、ゼンソクだから、体が弱いのでよく病気にかかります。」とか「この子、アトピーが原因なのか、お腹をよくこわします。」、「この子、アトピーですから、皮膚の感染症によくかかるんです。」などのお話になります。お母さんたちにすれば、アトピーやアレルギーが改善すれば、それらのトラブルは起こらないとお考えのようです。それは確かにそうだと思います。
ただ、この場合考え方としては、全く逆の受け止め方もできます。
「うちの子は、ゼンソクだから、体が弱いのでよく病気にかかります。」に対しては、体が弱いからゼンソクを発症していると考えれば、その子の免疫力向上をゼンソク対策や治療の柱にすれば、良い結果が現われるかも知れません。
「この子、アトピーが原因なのか、お腹をよくこわします。」に対しては、食物アレルギーの場合は、栄養素を吸収する腸管に多くの問題を抱える場合が多く、未消化の段階でアレルゲンとなるタンパク質を体内に吸収することで、アレルギー反応が起こると言われています。そう考えれば、その子の腸管を時間をかけて正常に機能する食生活環境にしてあげたり、腸管免疫を高めて上げることをアトピー対策や治療の柱にすれば、良い結果が充分に期待できます。
「この子、アトピーですから、皮膚の感染症によくかかるんです。」に対しても、この子のアトピー症状は、アレルギーが直接の原因となる悪化というよりも、悪化に強く関与しているのは、黄色ブドウ球菌などが原因で合併症が強い要因としてアトピー悪化していることも考えられますし、食べ物にアレルゲンが有るとしても、アトピー悪化の主要因としては、肌質に大きな原因が有ると考えられます。そう考えれば、アトピー対策や治療の柱を肌質の改善にしてあげることが有効な手段ともいえます。
このように、様々な状況を視点を変えて考えることで、その子のアトピー改善の為に柱となる対策と治療が見えてくることも多いように感じられます。
実際には、アレルギー改善とは結び付かないような事でも、実際には大きな影響が有る場合もあり、少し広い視野で、日頃のケアと治療を行うことでアレルギー改善に大きなプラスの作用として働きかけてくれるものです。
それでは、少し例をあげてみますね!
規則正しい睡眠は、ホルモンバランスを正常に保つ為に必要不可欠です。ホルモンの分泌は寝ている時に行われるものが多く、その時間に寝ていないとホルモン分泌は正常に行われません。
また、ホルモンの正常な分泌には、元となるミネラルやビタミンなど栄養素が必要になります。
栄養素は腸管によって吸収されますが、腸管機能の低下や異常が有れば充分な栄養素の吸収が出来なくなることも考えられます。
ホルモンバラスが乱れるとアレルギーやアトピーと深い関係がある自律神経に歪みが生じます。だからと言って規則正しい睡眠を実行したくても、ふとんに入ると同時に痒みが強くなり、寝たくても眠れないという現実があり、それらが過度のストレスとして、また悪影響を及ぼすという悪循環が繰り返され、更なる症状の悪化も充分に考えられます。
そう考えると、痒みを軽減させる為の対策が必要になります。痒みを誘発する糖分や過酸化脂質の原因となる油分の摂取を控えたり、スキンケアを行い皮膚の乾燥を予防したり、皮膚を清潔に保つことで黄色ブドウ球菌の繁殖を抑える必要もあります。
また、痒みや炎症に大きく関係している体内の活性酸素を除去する事で、痒みが大きく軽減することも充分に期待できます。活性酸素の除去は野菜などに含まれている成分からも可能ですが、正直、強制的に活性酸素の除去を行うためには、通常の食べ物からの摂取だけでは限界があり、抗酸化物質など機能性食品の摂取が有効で効果が期待できると考えています。
少し話がそれますが、お年寄りの方はハンバーガーやピザなどファーストフードが好きな方は少ないですよね!どうしてだと思われますか?確かに胃がもたれるなどの理由も有りますが、よく噛むという生活習慣が身に付いている事も大きな理由です。ハンバーガーやピザなどは噛まずに食べると美味しく感じる食べ物です。よく噛んで食べると、美味しくありません。スナック菓子も同じで強い味付けに美味しさを感じているだけです。このように良く噛む習慣を身に付けることで、アレルギーやアトピーにとって、好ましくない食べ物は、必然的に好まない味覚が備わる事で食生活の歪みは改善され、アレルギーやアトピーも改善することに繋がります。
また、長年に渡る食文化の違いによって、内臓の作りなども白人と日本人では違う特徴を備えており、体そのものが食文化に適した構造に進化しているのです。
農耕民族である日本人は、それらの食生活に順応した消化器系を持っていますし、狩猟民族はその食生活に順応した消化器系を持っていることになります。
この事からも、野菜や穀物に適した内臓を持っている日本人にとっては、急速な食の欧米化(肉食)が人体に悪影響を及ぼしアトピーやガンなどの現代病の増加要因の一つと考えられるのでは、無いでしょうか?このように日常生活のさまざまな影響が複雑に絡み合い、アレルギーやアトピーの悪化や発症の原因となっています。
クラブスマイルでは、アレルギーやアトピーは必ず改善すると考えています。
その為には、複雑に絡み合う生活環境や食生活がアレルギーやアトピー及ぼす悪影響を理解する必要が有り、自分(アトピーっ子)のアトピー悪化に大きく関与している要因を見つけ出す必要があります。
 

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