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アトピー(アレルギー)は免疫機関を整えることで、著しい改善が期待されると考えております。
現代病の殆どが、免疫疾患に関係する病気が多く、アトピーもその中の一つになります。アトピーは免疫反応の過剰(暴走)な反応により引起されます。
アトピーは免疫のバランスが崩れた状態にあり、免疫バランスが正常に回復することでアトピーも改善に向かうと考えられます。 |
免疫は大きく分類すると“物理的防御”“化学的防御”“細胞性防御”に分けられます。
今回は、“物理的な防御(免疫)”について、考えてみましょう! |
この物理的防御の免疫力を高めることで、アトピー症状の軽減が期待できます。アトピーに特に重要な物理的防御は、皮膚の防御と腸管の防御になります。
皮膚のバリヤーを高めることで、皮膚からの異物(アレルゲン)の侵入を防ぎ、アトピー症状の軽減につながります。
実際にアトピーっ子には、皮膚のバリヤー機能が損なわれている子供が多く、皮膚のバリヤー機能をクリームなどのスキンケア用品で補ってあげることが必要です。医師によっては、あまりクリームなどスキンケアで皮膚のバリヤー機能を補うと、皮膚本来のバリヤー機能が回復しなくなると指摘されているケースも有るようです。それは各々の考え方で一理あると思われますが、現実問題として、皮膚のバリヤー機能が損なわれている状態で、放置することは、より一層に悪循環を招く恐れが有ります。スキンケア用品を使用して、皮膚のバリヤー機能を少しでも長く良い状態に保ってあげることで、刺激から守られた皮膚は本来のバリヤー機能を少しづつ取り戻すことにつながります。
次に腸管のバリヤー機能も、アトピーっ子にとってとても大切な機能になります。アトピーっ子の大半は、胃腸の弱い子供が多く、腸管の免疫活性こそがアトピー体質、そのものの改善に結びつくケースも少なくないようです。腸管の働きを大きく左右するのが腸管に存在する細菌です。細菌は善玉菌と悪玉菌に分かれ、常に双方の勢力争いが腸管で行われています。実際、現代の食生活や生活環境は、常に悪玉菌の優位な環境に有り、腸管の免疫機能が損なわれている状態にあります。
悪玉菌は動物性脂肪・動物性たんぱく質を大好物としています。これらを多くとり、悪玉菌の勢力が拡大すると、人間にとって有害な成分が腸内にあふれ、腸内が腐敗し、免疫力が低下し、その悪影響は全身に及び、アレルギー、病気、老化を促進させると考えられています。
一方、善玉菌は、乳酸菌、ビフィズス菌、オリゴ糖、食物繊維が大好物です。これらを多くとると、善玉菌が多くなります。 |
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腸内の善玉菌の働きには、素晴らしいものがあります。善玉菌を増やす事は、アトピー体質の改善にも、大きな役割を持っております。腸管の免疫活性の重要性を考えてみましょう!
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善玉菌の素晴らしい働き |
脂質代謝の活性化 |
アトピーにタブーとされている脂質を代謝を活性化してくれます。 |
各種酵素の活性化 |
酵素には、とても大切な働きがあります。アトピーに強い悪影響を及ぼす活性酸素の除去は酵素の働きによって行われています。 |
消化、吸収、代謝の活性化 |
卵や牛乳などのアレルゲン(タンパク質)は、未消化の状態で体内に吸収されることによってアレルゲンとして、アトピー症状を悪化させるといわれています。腸管の消化・吸収の機能が活性化されることで、アレルゲンはアミノ酸まで分解されることで、アレルゲンとして体内に吸収されずに、アミノ酸として吸収されることになります。アミノ酸まで分解された状態で吸収されることで、アレルギー症状が治まることが期待できます。 |
細菌に対する抵抗物質の産生 |
アトピー症状が悪化している状態は、皮膚表面に黄色ブドウ糖球菌や様々な細菌が繁殖し、悪影響を与えている状態にあります。細菌に対する抵抗物質の生産によって、これらのアトピーに悪影響を及ぼす細菌に対して、抵抗力が備わり、アトピーの改善につながります。 |
体内に入った薬物の代謝 |
アトピー治療にも、様々な薬剤の使用が必要となります。副作用などが心配なステロイドなども、必要に応じて使用が余儀なくされます。腸管免疫活性が行われることで、薬物の代謝が活発化され、これらの薬物が体内に蓄積されていくことを防ぐ働きが期待できます。 |
ホルモン、ビタミンの生産 |
ホルモン、ビタミンの生産は、アトピー体質そのものの改善に働きかけてくれます。
ホルモンの生産に対しては、ステロイド剤は、副腎皮質ホルモン剤とも呼ばれており、副腎から分泌されるホルモンと同じ働きをするのが、ステロイド剤です。当然、体内で副腎皮質ホルモンの分泌が活発化されれば、ステロイド剤の必要性が薄れる結果となり、最終的にステロイドを必要としない生活も期待できます。 |
有害物質や発ガン物質の分解 |
有害物質や発ガン性物質は分解されることで、体内での蓄積を避けることになります。 |
腸内PHの安定と腸の蠕動
(ぜんどう)運動の活性化 |
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免疫力を低下させるもの |
有害物質(環境ホルモン、農薬、食品添加物、薬剤)・・・有害物質が体内に及ぼす、悪影響は計り知れないものがあります。有害物質は、免疫力を低下させるだけでなく、人体の免疫システムを狂わせてしまう恐れもあるようです。これらの有害物質の全てが、有る一定量の摂取においては問題が無いとされていますが、その問題の無い基準をどのように国は決めているのかが、極めて疑問です。これらの有害物質を生まれてから何十年間と取り続けて、どのような影響が現れるのか、また、子孫にどのような影響を及ぼすのかは、全く分からない中で、使用されている物質で有ることを認識しておく必要があります。
これらの有害物質は、目に見える形で悪影響を及ぼすことは無いかもしれませんが、しかし確実に人間の健康に関係している免疫に何らかの悪影響を与えることは、確かです。アレルギー反応の試験でも、アレルゲンが体内に侵入したときの症状の悪化と、アレルゲン+有害物質が侵入した時の悪化状態では、明に開きがあります。 |
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ストレス(精神的ストレス、化学物質によるストレス、肉体的ストレス)・・・ストレスによっても、免疫力は低下します。ただ、適度のストレスは、プラスの作用として、働きかけてくれるもので、ここで対象とされるのは過度のストレスになります。よく、成人アトピー患者の方などは、医師の診断で、アトピーの悪化をストレスに原因が有ると指摘されるケースが多いようです。人間が受けるストレスは、大きく3つに分類されます。
精神的ストレス・・・もっともポピュラーなストレスが精神的ストレスになります。
化学物質ストレス・・・このストレスは、新築マンションに引越しをされた場合などに、受けるストレスになります。
病気として、化学物質過敏症として症状が現れるケースも有りますが、そのような形として現れなくても、ストレスとして体が受止めている事があります。当然のこと化学物質がストレスとなっている認識は無いといえます。
肉体的ストレス・・・平たく言えば、歯痛などによるストレスもこれに当てはまるのでは無いでしょうか?その他には、着心地の悪い衣類や足の痛い靴などを履くことにより、感じるイライラやアトピーの痒みによるイライラも、肉体的ストレスに含まれると思います。 |
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肥満・・・有害物質に関連し、肥満は過剰な脂肪組織に有害物質を蓄積し、体の機能を低下させる。アトピーっ子の場合、アレルゲンの除去食などを行われている関係か、あまり肥満のお子さんは多くないように感じられます。 |
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現代の病気の原因・・・病気の原因として考えられることは、現代では食事から摂取できる栄養素が不足している環境にあります。実際に一昔前の食生活と現代の食生活では、かなりの違いもあり、食に関する人々の感覚にも大きな違いが生まれてきています。日常の食生活では、食事から摂取する栄養素は不足している状態にあると言われています。
また、それに追い討ちをかけるように、環境汚染物質、食品公害、ストレスの影響により、栄養素を消耗する結果となり、それらが現代病の原因となっています。
確かに、現在の食生活は昔と比べ栄養価は、高くなってきていますが、それ以上に栄養素を消耗・破壊する弊害が大きくなり、結果的には栄養素が不足してしまっています。
人間の自然治癒力による病気の改善も併用して考えられた治療が行われています。 |
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